不織布製品
手術用製品
近年まで手術現場で常識的に使用されていた綿布のガウン、ドレープに替わり、SSI(手術部位感染)の観点から、菌が透過しにくいディスポーザブル不織布に着眼し、開発したホギメディカルの代表製品群です。今日では日本の病院の多くでディスポーザブル不織布が採用されています。
ホギメディカルは1972年の発売以来、素材や加工方法、機能性、生産技術の研究開発を日々続け、時代のニーズに即した製品をお届けすることで、医療従事者の職業感染制御に貢献していくことがトップメーカーとしての責任だと考えております。
PPE(個人防護具)の着装品の取り扱い詳細は
下記をご覧ください。
特徴ある不織布素材
Tigalyer ティガリヤ®
ティガリヤ®(Tigalyer®)は
非常に高い液体防御性能をもつ不織布です
ティガリヤ®は、三層構造のマルチ・レイヤー・ファブリック(各層が違った特性を持つ素材)で、上下2層の不織布の間にフィルムを挟み込む技術により防水機能を高め、バリア性を確保しました。
人工血液を使った実験において20kPaの圧力を加えても浸透しないことが確認されています。
- ANSI/AAMI(米国規格協会/米国医療器具振興協会)PB70のレベル4の基準をクリアしている高い液体防御性を備えています。
- 高い柔軟性と強靭さを合わせ持つ素材です。
- 素材特徴によりリントの発生が極力抑えられます。
- 安全なEB(電子線)滅菌が可能です。
医療安全に配慮した特長ある不織布製品
患者の負担を最小限に”安全に配慮した特徴ある製品“を常に考えています。
透明翼ドレープ
『視える安全』をコンセプトとした製品設計
視認性を高め、MDRPU「医療関連機器圧迫損傷」を予防するための対策として、透明性の高い素材で、ドレープを形成しています。術野はレベル4の基準をクリアしている高い液体防御性を保有。症例や診療科によってご選択できるよう、タイプ別の透明翼ドレープを取りそろえています。
ゲル粘着剤
スキン-テア(皮膚裂傷)発生時の状況として、
最も多いのはテープ剥離時と言われています
皮膚が脆弱な高齢者や、長時間強粘着性のテープを使用する頻度が高い手術室では、より徹底したスキン‐テア対策が需要です。弊社ドレープの粘着剤には、ソフトな“ゲル粘着”が使用されているタイプも取り扱っております。
- スキン‐テアを未然に防ぎコスト削減に貢献