プレミアムキット®開発の経緯
Ⅰ. 医療政策による急性期病院の集約化
高度急性期、急性期病院の集約
2025年の医療機能別推計結果
出典: 2015年6月15日 第5回 医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会《首相官邸》
Ⅱ. 少子高齢化による病院の人手不足
急速に進む少子高齢化→労働人口減少
高齢化と少子化が同時並行で急速に進む高齢化率は2025年で30%、2060年では40%へ
2025年問題→社会保障費拡大続く
「団塊の世代」が2025年に全て「後期高齢者」に4人に1人が75歳以上となる超高齢社会に突入
今後の急性期病院に求められること
高度急性期病床は2.2倍の医師を増員
2025年問題に向けて急性期病院は人員増加を迫られるも、労働人口が減少
全体像 | 救急体制 | 問題点と将来像 | |
---|---|---|---|
現状 | 機能が未分化、医師が分散 一般病床約103万床 |
救命救急センター:210カ所(ERを含む) 救急搬送患者:約500万人/年 |
医師もベッドも不足し、たらい回しが発生。医師は通常勤務と当直を繰り返し、疲弊。ERも救急医が足りないので十分な対応ができない、患者も安心できない。 |
改革後 | 急性期の重点化・強化。 約26万床の高度急性期に 一般病棟の2.2倍の医師等を配置。 |
高度急性の重点整備、人員は一倍増等で救急体制も倍増。 夜間救急でも複数医師配置で体制十分。 (例) ER型救命救急センター:400カ所 ICU:13,000床、 救急搬送患者:約650万人/年 |
すべての重大な症状の患者が15分以内にER型救命救急センターで受け入れ。 医師は交替勤務制、看護師なども充実。 患者は安心、脳卒中の後遺症は半減、早期の社会復帰も増加。 車いす、寝たきりの割合が減少。 |
出典:2008年10月23日 社会保証国民会議 第8回サービス保証(医療・介護・福祉)分科会資料より作成
急性期病院の人員は1.6倍の生産性が必要
- 今後の急性期病院は、患者の受入れ体制の強化が求められ、質の高い医療を提供して地域へ早期退院させることが使命となる。
- 地域の病院、拠点病院、回復期病院の役割分担が進み、連携が強化される。
出典:2008年10月23日 社会保障国民会議 第8回サービス保障(医療・介護・福祉)分科会
地域医療の中心、
急性期施設の重要性
①急性期病院
②地域医療連携(リーダー:地域中核病院)
③DPC病院
健全経営
前向きな取組み
実績評価に強い
急性期病院への患者・手術の集中化
今後の病院経営には、今以上に「医療安全」と「医療効率」が求められる!