セクレア®(鏡視下手術用スポンジ)

鏡視下手術における優しく適確な“面”での圧排を実現した新アイテム

セクレア®とは、ポリウレタンを素材としたスポンジで、鏡視下手術での圧排、臓器保護、吸液などを目的として開発した製品です。
術野確保の特徴からSecure(確保・安全)とArea(場所)を組み合わせ、SECUREA(セクレア)®とネーミングしました。
臓器を傷つける可能性がある圧排子、腹腔内へのガーゼの出し入れが不要となり、鏡視下手術の効率化と安全性を高めます。

うす型タイプが追加されました!

より柔らかく、扱いやすくなりました。
腹腔鏡下胃切除術の膵臓操作では特に有効です。

セクレア®の使用例

柔軟性

10mm以上のトロッカーからの挿入可能です。
面で愛護的に圧排ができ、術野を確保します。

吸水・離水

腹腔内の滲出液や貯留液をセクレア®に吸収させ吸引することにより、組織片の吸引管への詰まりを防ぎ、ドライな術野を確保できます。

形状保持

本品を臓器間に挟むことで安全にスペースを確保できます。

低固着性

ガーゼと比較し、臓器への固着性が低いため、止血材や癒着防止材を容易に貼付することができます。

耐熱性

本品上で電気メスや超音波凝固切開装置の使用ができて、副損傷を防止できます。

*使用イメージ

セクレア®の使用例(臨床動画)

※画像をクリックすると動画を再生します。
本コンテンツの動画には一部センシティブな内容が含まれているため、閲覧に年齢制限を設けております。
動画の視聴や利用にはGoogleアカウントへのログインが必要となる場合があります。

セクレア®を使った基本的な止血操作

セクレア®を使った効果的な洗浄・吸引法

セクレア®を使った静脈性出血への圧迫操作

ご使用にあたって

ご使用に際しては、添付文書、取扱説明書をご確認下さい。

警告・禁忌禁止事項

把持

スポンジ部分は、強い力で引っ張らないよう注意してください。腹腔内への挿入・摘出時は紐部分を2本一緒に掴んでください。

トロッカー

使用する際は、あらかじめ併用するトロッカーの適合性を充分に確認の上、使用してください。
トロッカーを通して体内に挿入する場合は、2本の紐部分を鉗子で把持し、挿入してください。
トロッカーを通して挿入する場合は、過度の抵抗等異常を感じた場合には無理に続けず、操作を中止して、始めからやり直してください。
トロッカーを通して取り出す際は、2本の紐部分を鉗子などで把持し、ゆっくりと引き出してください。
トロッカーを通して取り出す際に、過度の抵抗等異常を感じた場合は、無理をせず適切な方法で取り出してください。

再使用

ディスポーザブル品のため再使用はしないでください。

使用上の注意

セクレア®には止血効能はありません。
圧迫止血で使用する衛材の代わりにセクレア®を使用してください。

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